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ボストンでゲーム音楽を演奏するVideo Game Orchestraとの対談

その11:理想と現実の、楽しい答え合わせ

斉藤 僕が今後の演奏会で掘り下げたい層っていうのが、
曲は素晴らしいのにゲームタイトルがマイナーで
演奏会では取り上げられない曲なんです。

その作曲家の人たちは、しっかりゲーム音楽を作っているのに
演奏してもらう場がなかなかないと思って。

仲間 ボクらはその層をめちゃくちゃ狙ってますよ!

前に来てくれたゲストの中にも、
失礼にあたるかもしれませんが
名前としては有名ではないゲストもいました。

でも、スポットライトを当てる場を提供できるっていうのが
VGOというグループの強みなんです。
それで有名になってもらえれば言うことないですよね。

斉藤 その人たちは作曲家ですから、作曲も編曲もできます。
だから、一緒に協力することで何かできるんじゃないかなって。

ところで、Shotaさんは、日本に来るとき、
どんなことをやってみたいですか?

仲間 んー、まずはアマチュアオケとの競演かな?
純粋に、すごい楽しいとおもうんですよ。

斉藤 すでに、今話してるだけで楽しいです(笑)

仲間 きっと、みんなで笑って演奏できる感じになると思うんですよね。

日本のオケって結構しかめっ面で
楽譜だけ見て演奏してばっかりじゃないですか、
そういう顔を作らないといけない曲もありますけど。

日本にVGOが持ってこれるものって大きいと思います。

斉藤 黒船。

(一同、笑い)

仲間 ボクたちって20カ国ぐらいの人が集まってる
珍しいグループなんですよ。

その多種多様な風を持ってこれるだけで
与えられるものは大きいと思います。

斉藤 意識がすごい変わると思います。

仲間 バークリーで勉強をしてジャンルに特化した人たちもいますから、
そういう人たちと演奏するっていうのはすごい楽しいと思います。

斉藤 ゲーム音楽に興味がなかったプレイヤーまで、
興味が沸きそうですね。

仲間 それがいい刺激になってゲーム音楽が発展すれば、
本当にいいですね。

斉藤 僕は4年に1度のゲーム音楽フェスっていうのをやりたいんです。

仲間 「4STAR ORCHESTRA」ですね。

斉藤 はい。

僕個人で立ち上げているので、
企画としてはまだまだなんですけど。。。
でも、今回こうして面白いお話ができて、
いろいろアイデアが沸いてきました。



それでは、この辺りで対談を終わりにさせていただきますが、
今日は、本当にありがとうございました。

仲間 こちらこそ!
この場と時間を提供してくれて本当に嬉しく思っています。

斉藤 一緒に演奏できる日を楽しみに待っています!

仲間 今年、また日本に遊びに行くので、
こちらこそよろしくお願いします!

対談写真
↑ 2 0 8 3(笑)

これで終わり。と思ったらもう少しだけ続きます〜