2083とは

株式会社2083法人化にあたって

株式会社2083設立。
日ごろより、2083WEBをご利用いただきありがとうございます。

突然のご報告ではありますが、
2083WEBが2011年6月20日付けで、
株式会社2083(ニイマルハチサン)として法人化いたしました。

これからもゲームや音楽と関わる皆さまと共に
業界を盛り上げていければと考えております。

企業理念

ファミコン誕生から100年、
クラシック音楽は、ゲーム音楽に。


株式会社2083の理念はこれまでの活動と変わらず、
ファミコンが誕生した1983年から100年後の2083年には、
ゲーム音楽が現在のクラシック音楽のように
一般的な文化として認知されることを目標として活動してまいります。

ゲーム音楽の演奏に関する現状
株式会社2083では、ゲーム音楽の中でも
“演奏”という部分に特化して活動してまいります。

ゲーム音楽の演奏という部分では、
何より、すぎやまこういち先生のドラゴンクエストが重要な存在といえます。

楽曲自体の素晴らしさはもちろんですが、
自身の指揮・編曲によるオーケストラコンサートの開催、
標準的な編成で演奏できる譜面のレンタルや
JASRAC登録における演奏許諾申請の簡略化など、
ゲーム音楽の演奏という文化を親しみやすいものとして扱われてきました。

その後、公式でのゲーム音楽コンサートや
アマチュアでの演奏活動などが徐々に広まっていきましたが、
譜面のレンタルや演奏許諾申請に関して、
まだまだ多くの課題が解決されていない状態です。

また、ゲーム音楽に特化したメディアというのも存在していない状態でして、
近年高まっているゲーム音楽の鑑賞需要に対して、応えられていないのが現状です。

株式会社2083では、そういった課題に対して積極的に解決を行い、
ゲーム音楽の演奏という文化をより発展させていければと考えております。

※補足となりますが、現状、著作権対応に関して前向きではない
団体・アーティスト様は、2083WEBなどでのご紹介、
4starオーケストラなどへのイベント参加をお断りさせていただいております。


事業内容・相関図
株式会社2083では、大きく分けて3つの事業を展開してまいります。
事業内容・相関図

・メディア事業
当サイトでもある「2083WEB」の運営・管理や
2083フリーペーパー」の発刊などです。

・コンテンツ事業
現在企画している「4starオーケストラ」や
その他、今後予定しているイベントの企画などです。

・音楽出版事業
譜面やCDの出版、著作権代行などです。
こちらはすぐにというわけではありませんが、
ゲーム音楽の今後を考える上で重要な位置づけと言えます。

※「2083ゼミ」は、法人外の活動となっております。

四者共存
ゲーム音楽の演奏という文化に関して、
大きく分けて、四者の存在が挙げられます。
四者共存

・メーカー
ゲーム音楽は、ゲームあってのコンテンツです。
一部を除いて、著作権に関しては、
ゲームを制作しているメーカー自体に帰属しています。

・作曲家
ゲーム音楽は、作曲家がいなければ生まれません。
上記の通り、メーカーが著作権管理をしているケースが大半で、
自身で作曲された曲でも自由に扱えない場合もあります。

・実演家
ゲーム音楽を原典として、
演奏や編曲、またイベントの企画などをする方たちです。
株式会社2083もこの立場と言えます。
新たな文化を創造・継承していく上でも重要な立場と言えます。

・ファン
コンテンツに対して、対価をお支払いいただける方たちです。
どんなコンテンツでもファンが存在しなければ、
文化の存続は難しく、やがて衰退してしまいます。


現状では、この四者の関係にも課題が残されていると感じています。
どれか一つの立場が得をして、
他の立場が損をするような状態になりますと、
ゲーム音楽の演奏という文化自体の衰退に繋がりかねません。

株式会社2083としても、この四者の関係が適切となり、
ゲーム音楽の演奏という文化自体が発展していくよう活動してまいります。

株式会社2083
代表取締役 齋藤健二

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